商品情報

新発売Magene P715 ペダル型パワーメーター

新商品の「ペダル型パワーメーター」が2025年5月全世界に向けて発売されました。Mageneofficialから連絡を頂き到着したのが8月初旬、日本発売を前に先行して使ってみたので詳細を書き記していきます。興味ある方の参考になれば幸いです。

 

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Instagramでは情報発信を度々していたので、日本ではいつ発売されるのだろうという機運の高まりはありました。

Mageneってどんな会社?

今から10年前の2015年にサイクル愛好家のグループによって中国で設立。

2016年にスマートトレーナー・2018年にパワーメーターを製造。


数々のサイクルアイテムを市場に投入し2023年にカーボンホイール・カラー液晶サイコン、


そして同年クランクに付随するスパイダー型パワーメーターが両足計測で4万円前半という破格値で、全世界では勿論の事、日本でも人気を博したという印象です(写真は新型のPES515)。

そして今では様々なサイクル機器を手掛けている中国企業として、とても勢いのある会社の一つとなっています。

P715ペダル式パワーメーター


電子機器を得意とするMageneが満を持してペダル型パワーメーターに参入し開発製造したのがP715になります。


大きな特徴の一つに、LOOK KEOクリートで使える「P715 K」とSHIMANO SPD-SLで使える「P715 S」があります。

両足計測のみの製品で片足計測は無し。パワー出力の精度は±1%、ジャイロスコープ搭載、温度補正機能アリ、トルク効率も含めてパワー数値を算出します。

バッテリー駆動は120時間ということで、私が3年間使っていたアシオマ50時間に対して約2.5倍も長持ちという安心感、充電の手間も省け大いに助かりますね。


ペダル素材は複合カーボンファイバー、スピンドルはステンレス鋼ということで、剛性も確保しつつ最大限の軽量化も実現。100万回回転させても問題ないらしいです。アルテグラペダルが片足124gなのでP715Kだと追加33g(両足計66g)でパワーメーター装着出来てしまいます。

P715は、通常のパワーとケイデンスデータに加えて、ペダルの状態やライディング能力を理解するのに役立つ、より高度なサイクリングデータを提供。

パワーフェーズ:パワー生成ゾーン、力の角度、作業のピーク領域を把握し、ワットゾーンを最適化してパワーを合理的に分配。

ライディングポジション:様々な姿勢での出力特性を把握することで、様々な状況下でのペダリング効率を向上させることができます。

左右のバランス:左脚と右脚の出力の違いを把握することで、弱い脚のトレーニング効果を高めることができます。ペダリングのスムーズさ:ペダリングサイクル全体を通して、ワット出力がどの程度均一であるかを分析。これにより、状況に応じてワット配分を調整します。

トルクの有効性:ペダリングのパターンと、どれだけの力が前進に有効であるかを学習し、ペダリングの有効性を向上させます。

※パワーフェーズとライディングポジション機能は、GARMIN®など、上記機能をサポートするサイクルコンピューターでのみご利用いただけます。Mageneは近日中にサイクルコンピューターをアップデートし、これらの機能をサポートする予定です。

先日カツオが使用した時のデータです。ガーミンではこのような表示が可能でした。えらいバランス悪いな・・


充電はワンタッチで簡単なマグネット式です。某社のコイン電池型は煩雑だという話をよく聞きますがその点もP715は安心楽ちんです。


接続はBluetoothとANT+のデュアルプロトコルをサポート。1台のBluetoothデバイスと無制限のANT+デバイスに同時に接続できます。


ペダルQファクターは155㎜、SHIMANO52㎜に比べると3㎜広いことになりますが、実際乗ってみても違和感はありませんでした。


スタックハイトも低めで私には全く問題ありませんでした。

使い勝手・感想

普段使っているXCADYのスパイダー型パワーメーターと比較してヒルクライムしてきましたが、数値の異常は見られませんでした。


詳細の検証までには至っておりませんが、ヒルクライムもして二つのパワメを二つのサイコンで見比べてライドしましたが、精度は全く問題なく使えるレベルでした。

クランクはペダルにとてもはめ易いです。過去一番はめ易い?一方でシッカリはまっているのか心配になるレベルでした。固定力の調整はSHIMANO同様の感じでプラスマイナスを六角レンチで回して調整できます。はめ易いので付け外しの労力が少なくなります。

ペダルの回転は渋い感じで、アシオマは回り過ぎでしたがその辺りの慣れは必要と感じました。慣れれば問題ありません。また動画で分かり易く見てもらえるようにYouTubeアップ予定です。

まとめ


正直に忖度無くいって、この品質・精度・バッテリー時間・出力情報・使い勝手・販売価格(499ドル=日本価格:7万前半?)を考えるとガチ勢の方のみならず、これからパワメデビューしようとする方にも最良の選択肢のひとつになるのでは、と思いました。


8㎜六角レンチあれば簡単に装着できるのも魅力ですし、複数台ロードバイク所有される方には特に都合が良いですね。Mageneのスパイダー型パワメは付け外しは手間ですが、超長持ち330時間バッテリーのタイプもありますので、使い勝手の良い方をチェックしてみてください。

GROWTACさんによる日本正式販売が待ち遠しいですね。

ということで最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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