★こんな人に読んで欲しい★
・ロードバイクカーボンホイールを初めて購入しようと検討している人
・既にカーボンホイールを持っているが他も試してみたい人
・どれが良いか全く見当もつかないと思っている人
私が今まで乗ってきたホイールをご紹介しつつ考察を深めたいと思います。
スペシャライズド完成車のDTSWISSアルミホイール
2020年6月購入した時はDTSWISSのアルミホイールでした。
重量前後1780g、これを基準に考えていきたいと思います。
初めのうちは何の違和感も無くこんなものだろうと思っておりましたが、他の人と一緒に走る中で「あれ、ちょっと追い付けないけどなんでかな?」と疑問を抱くようになりました。
私と体力同等なのに速度30㎞/h以上の領域では離されるばかりでした。初心者だったのでペダリングなどに問題あるのかなと考えていましたが、今思えばきっとホイールだったと思います。
初めてのカーボンホイールはICAN α50
2021年9月初めてカーボンホイールを装着しました。
中華カーボンホイールと云われるICANで前後1695gリムハイト50㎜。
※2022.10.17追記※
現在はバージョンUPして「Alpha50 DISC Pro」という名称に変更され重量は前後で1597gになっております(100gも軽くなってる!)
詳細はこの時のblogに記載しているのですが
・見た目かっこいい
・平地は普通に速くなった!
・風の影響は受ける
・前後1695gでも登り始めの影響は鉄下駄よりスムース
UCI認定はあるしメカニックさんに見てもらってもブレも無く、これが当時6万円程で購入できてしまうのは驚きでした。現在バージョンUPしたのに税込8万円程で購入できるのでホビーユーザーには申し分ない選択の1つかなと個人的には思います。
先日も自走アワイチ235㎞でも使用。
帰路は六甲山にも登ってみた。
ヒルクライムは欲を言えばα50よりも軽量なICANにしてみたいというのが本音です。
しかし100g軽くなった最新のα PROだと軽さを感じるかも!
まぁこの時はチューブレス30Cの重たいタイヤを履いていた事もありますが。
複数のYouTuberさんが仰っておられますが既に中華=1流ではないという図式は当てはまらないという考えに私もその通りだと思う切っ掛けになりました。
ひとまずICAN α50ですが参考になりましたらと思います。
LUNHYPER50㎜ホイール
2021年11月有難いことに視聴者様からWINSPACEとLUNHYPERのアルテグラDi2完成車をお借りすることになりました。
ホイールそのものの感想はWINSPACEに装着されていることが前提となってしまい純粋な比較は出来ませんが、ヒルクライムでの軽さは感じました。タイヤが25Cで軽かったこと、またICANに比べてホイール重量前後1425gと軽かった事が上げられると思います。
平地巡行の走りだしは軽い分HYPERでしたが、30㎞/h以上の速度域ではひょっとしたらICANの方が良く回るかもと思ったりしました。本当にあくまでも個人的な感想です。その時の路面、タイヤ、風向なども起因すると思われます。
六甲甲寿橋ヒルクライムTTした時はWINSPACEにHYPERで35分、ルーベにICANでは36分、CANYONが現在のPRで31分ということになっております。
それはペダリング改善があった事が理由の大きな一つだと思われます。
人気の理由のひとつにYouTuberのコンポさん、篠さん、なななちゃんが装着していたこともあると聞きます。見た目も斬新で多くの方の目を引いたと思いますし、約20万円弱の価格帯も買いやすい?みたいでした。
現在も入荷すればすぐ売れると聞いておりますので大人気だと思います。
人気ホイールとして安定感のあるCampagnolo Bora Oneも良いけど今時の一味違うかっちょいいホイールを選びたい方に人気の逸品と思われます。
2023年モデルはスポークをカラーを変えたり継続して人気あるホイールですね。
CANYON完成車DTSWISS ARC 1100 Dicut
2022年2月に清水の舞台から飛び降りCANYON購入。
完成車に装着されていたのがDTSWISS ARC 1100 Dicut。
初めに感じたのはラチェット音が爆音だったこと。
ICANもLUNHYPERもそれなりに大きかったが、それを遥かに上回る爆音だったで音の好みは分かれる所だと思うがライド時は前後の方に気付いてもらえて良いと思っております。
上級者の方複数から今あるホイールの最高峰のひとつだよ、と言われ空力性能やななんやらとにかくすごいらしい。
それほどスピードを出す機会もパワーも無いが、六甲の下りの速さはマジでヤバいと感じた。
転がりすぎてこのままでは事故ってしまう、ICANもLUNHYPERもそれなりに下りは加速していくがこの感覚はちょっと違う怖いと思うほど速かった。
プロの方も使うホイールで私の身の丈には全く合いませんがその一端は下りで感じました。
ホイール単体40万、リムハイト50㎜前後重量1470g。
完成車でなければ個人的にはまず買わない(買えない)ホイールですが世界最高峰を体感する事は出来ました。
富士ヒルではアジリスト鬼軽を装着して参戦しました。
MEIYO Zen42Cホイール
殆どの方が耳慣れない名前のホイールだと思われるだろう。
MEIYOは台湾で製造されているレース向けホイールとのこと。
今までのカーボンホイールは全てリムハイト50㎜であったが、わずか8㎜の違いなのに42㎜はとてもシンプルですっきり見えるなと思った。
デザインも単体で見るよりタイヤとマッチングさせてた方が良く見える。
六甲や北摂周辺、篠山まで走ってた感想はとても滑らかなホイール。
というのもラチェット音がとても静かで優等生な感じ。
カツオ宅での実測重量は前後で1580g参考値。
ただ実際に走るとホントに良く転がってくれると実感出来る。
ストレートでスピードに乗った時は50㎜ハイトの方が良いのかもしれない。
しかし六甲や北摂、富士山のヒルクライムをした時は軽く感じた。
ホイールはリムハイト高い方がカッチョイイ!と思っていたのを覆してくれたホイール。
日常ではロングに出かけても山もあるし平坦もある事を考えると、42㎜というのはとてもオールマイティーに使える。
登って良し、下りも平坦もヨシ。
1秒を削り出すならよりヒルクライム向け、より平坦向けに舵を切れば良いと思う。
まだ使っている人もほぼ居ないので被ることも無く、スッキリとしたデザインが気に入れば、そして9万円台という価格が許容範囲なホビーユーザーには良い選択肢の一つに成り得ると思う。
自分も大阪→東京キャノンボールする時は今の所このホイールにしようと思っている(まだするかどうかは決めていないけど)。
まとめ
正解は人それぞれだと思う。
予算許す方はハイエンドモデルをチョイスされたら良いだろう。
あ、上記どのホイールを乗っても硬いとか柔らかいとか、私にはさっぱり分からなかった。
DTとICANの価格差は約5倍あるが、速度が5倍になるかと云えば100%そんなことは無い。
LUNHYPERだと価格差2倍、MEIYOだと4倍になるが速度差もそうなるかといえばそれも有り得ない。
経験豊富な方にはいろんな違いが分かると思うけど、私レベルではどれも大きな違いを感じることは難しかった。
ということで、
・違いはある、でも価格差程にホイールの違いは分からない
・性能差を感じれる人は経験豊富な速いパワーのあるベテランローディーさん?
・購入の意思決定は許せる価格と見た目で選んで良いのかも
・人気のある定番とそうでもないレアものを選ぶのはどちらも正解
・耐久性は使ってみないと分からない
という感じでしょうか。
まだ5本しかホイール使っていないホビーユーザーの発信なのでそんな感想を持っている人も居るのだなと思って頂ければよろしいかと思います。そしてこの発信が皆様のお役に少しでも立てることがあれば最上級の喜びでございます。
ということで最後までご覧頂きましてありがとうございました^^
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