・乗鞍のもう一つの顔を見たい方
・どんな宿に泊まってどんなご飯だったか気になる方
・乗鞍をもっと知りたい方
暗闇を進む
朝4時起床、お宿4時半出発して暗闇の中進んでいく。
なんとヘッドライトは忘れたものの、ロードバイクのフロントライトで十分な明るさ確保できたので一安心。
日の出は5:04だったが辺りが白み始めて急いで富士見岳へ登っていく。
富士見岳はココ
富士見岳は宿泊先の畳平から100mUPで徒歩30分くらいでした。
夜明けのマジックアワー
富士見岳にいらした親子二人の方に夜明け前の写真を撮って頂きました。
空がオレンジに変わっていく瞬間がとてもキレイ。
山全体が染まっていきまさにマジックアワー。
これこそ非日常で日々の問題やストレスなどはもうどうでも良いと思えてしまう不思議。
自分の休日と天候が上手く重なり親・兄弟・家族が健康でなければ遠出は難しい。
そのいろんな状況が良い方向に重なり、乗鞍のここに居れる事に感謝する気持ちが大きくなった。北アルプス稜線が向こうにあり西穂・奥穂・ジャンダルム・槍ヶ岳に見惚れた。
指先は槍ヶ岳。
あの稜線を歩いたことを想い出した。
お宿と食事
富士見岳からは乗鞍ヒルクライムレースのゴール地点である畳平も上から見える。
ロードバイク乗りの方にも是非一度足を運んでほしい場所の1つです。
宿泊したのは銀嶺荘。
ラックがたくさんありローディーの多くの方がここで休憩されている。
建物は少々古い感じであるが標高2700mに泊まれる山小屋としては十二分。
全室個室、温かい湯船につかってシャンプー付きで全身洗える環境で14500円は高く感じなかった。
それは昨今の標高高い山小屋は2食付き共同部屋・風呂無し15000円前後(ハイシーズン16000円)であることの比較。それでも過酷な環境で寝食を提供してくれてとても有難い山小屋であるが、物資をヘリコプターで運ばないといけなくてどうしてもコストアップになっていると思われる。
銀嶺荘の夕飯のカレーは口の中でとろけるお肉がこれでもか?!というほど入っていてお代わり自由であった。
トン汁もお肉多過ぎでしょ!いうくらい入っていてメニューはこの二つだけでシンプルであったが大満足であった。
宿の運営は岐阜県側なので本来は乗鞍スカイラインで物資を輸送するそうだけど、昨年の土砂で通行止めになり今年は今までより1時間以上かけてエコーラインを経由して岐阜側から食材を運んでいるらしい。
様々なコストアップをクリアするために考案されたメニューとの事ですが、ロードバイクとトレランで大幅カロリー消費した身体はとても喜んでいました。
嬉しかったのはビールが下界の値段とほぼ変わらなかった事!
標高2500m以上の山小屋でビール飲むとだいたい500mℓで800~1000円くらい?それが300円で飲めるとは衝撃だった!!!
朝ごはんは7時からで、バス7時10分発に乗りたかったので前日にお弁当を予約。
この日はロードバイクで上高地へ行くべく早めに下山。
~続く~
↓この日の動画