・えっ?そんなアホな事する人いるのか?!と思った方
・ロードバイク担いで富士山登ってしまうのか?!と思った方
・かつおちゃんねるなら軽々しくいけるやろ!と思った方
さてどうなったのか前日から記憶を辿ってみます。
前日の準備~出発地点の下見~
田子の浦といえば百人一首で有名なあの場所。
富士山に一番近い港だそうです。
ここにキレイな海沿いの公園がありまして、
こんな風になっております。
そしてここになにやら「起点」と書かれた看板があり『富士山登山ルート3776』とも記載ありました。
ここに来るまで全く知らず・・・。
このゼロモニュメントは知っておりました(前日に)!
ここがカツオクの後ろに雲で隠れている富士山を目指すルートの始まりだそうです。
素晴らしい公園でした!
ええやんか!!!!!
こういうのはお役所ご担当者の知恵と工夫とご努力がでるのでしょうか。
素晴らしいセンスです!!!
テンション上がっていろんな記念撮影をしつつ、
小さな灯台も絵になるなー。
「はじまりの鐘」というそうでこの文言が書き記されていました。
『あなたの願いをこの鐘に込めて霊峰富士に響かせよう』
おぉぉ!!!
ランチはココ
いつも富士山界隈に来たら「沼津 魚がし鮨」さんへ来ます。
お安くとても美味しいですがオープン11時過ぎに行ったのに順番待ち10分でした。
車を移動
ランチを終えて富士山五合目の無料駐車場へ車を移動し、
ここからロードバイクで本日のお宿まで2400mダウンヒル。
気温は16℃くらいかなり寒かった。
明日海から登ってきたら車にロードバイクを乗せる段取りです。
お宿へ
初めてお世話になる「旗籠屋」さんはスタート地点から1㎞とほど近い。
ロードバイクもシートを引けば持ち込みOKということで、
未使用のジャンボゴミ袋敷いて部屋に置かせて頂きました。
目の前はコンビニあるし部屋は広いしお値段もお安く私達にはとても助かりました。
翌日は早いのでシャワー浴びて19時半にはビール飲みほして寝ました。
ゼロからの挑戦当日
起床 2:50
3時15分にはお宿出てロードバイクで進むも忘れ物して取りに帰って、、、
ゼロモニュメントの鐘を鳴らして道中の安全と無事登頂を祈って3:40スタート。
真っ暗で全く写真撮っておらず。
老眼とコンタクトで暗闇のサイコン道案内がぼやけて見えず、カツオクとあたふたしながら道間違えながら進んでいく。
どんなルートか?
私達は【起点】ふじのくに田子の浦みなと公園より出発
黄色い線を辿って行って日本最高峰富士山剣が峰3776mを目指します。
本来は歩いて4日を目安にしているようですが、私達は富士山登頂して五合目に降りるまでを12時間目標としました。
スタンプラリーで記念品が貰えるようなので興味ある方は是非こちらのサイトを見てください↓↓↓
私達は帰宅してからこちらのサイトを知りました。
ロードバイクにて
暗闇の中を進みライト前後は点灯しておかなければ前が見えない。
朝5:11空が明け始める。
遠くに見える富士山は雲も無くクッキリして気持ちを高ぶらせてくれる半面、あそこまで到達できるのだろうか?
不安もよぎった。
しかし街中を抜けるとルートは車もほぼ無しでとても気持ち良く走れた。
ボトル1本ずつでは足らず途中のコンビニ1回立ち寄り補給、また途中の自販機2回補給してカツオの背中に2本1Lの水分を別途確保して登って行った。標高上がると身体が冷えてウィンドブレーカー着込んだ。
カツオクがピンチ・・・
一方でカツオクは前半から調子すぐれず「気持ちが乗らない、なんでこんなしんどい事しているんだろう、これが最後のチャレンジ」と言ってカツオが思っていた以上に遅いペースだった。
旦那のチャレンジに付き合わせて申し訳ない気持ちでいっぱいだったが「行けるところまでいってみよう、無理なら途中でやめよう」と言った。
富士スカイライン旧料金所ゲートをなんとか越え、五合目まであと5㎞まできた。
カツオクもゆるゆるだけど頑張ってくれた。
どちらにしても車を置いている場所まで行かなければならない。
あと少し
あと五合目まで2㎞と迫り富士山の剣が峰も見えてきてテンションだだ上がり。
標高2300m「登山広場はもうすぐ」の看板!!!
カツオクも最後の気力を振り絞って頑張った。
いやホンマ今回だけはカツオク無理かもと思った。
決行した理由
2ヶ月ほど前から「ゼロ富士」をロードバイクでしてみたい気持ちになり9月初旬で計画。
平日3日間の有休を確保し天候を直前まで見極めた(カツオはサラリーマンです)。
外れる事もあるけれど、連休中日にこれ以上無い程の予報!行くしかない!!
富士山頂3776mでこの無風快晴の予報は9月随一ではなかろうか。
トレランにて再スタート
さてなんとかロードバイク編は終わり、車に詰め込み着替えてトレラン編9:11スタート!
海から五合目まで46㎞2400mほぼ5時間で到着となったが計画より11分遅れだった。
トレランといってもずっと登りなので走れるはずもなくゆるゆる進む。
あんな遠くの海から来たことを想い出しながら。
ロードバイクではローギアだったカツオクもトレイルではシャキシャキ登ってくれた。
おい、もう少しゆっくり行っても良いよ(カツオ心の声)。
富士山トレイルは岩肌もあれば、砂交じりの場所もある。
6合目の小屋は開いていたがそれ以外は全て閉まっていた。
9月10日(日)で今年の富士山は閉山という形になっている。
8月の渋滞を登るより閉山後の平日快晴の富士山を登る方が安全だと個人的には思っている。
脚上がらなくなる
しかし3000m超えた付近で睡魔に襲われ空気も薄くなり脚が思うように上がらなくなってきた。
若干ふらつく感じ。。
これちょっとヤバいかもな気がしてひょっとしたら山頂まで無理かもと思いだした。
心拍みると150台なのに心臓触るとえげつなく鼓動が速く体感は190くらいな感じ。
こんなに進まない登山は久しぶりだった。
ただ自分達を追い抜いていく登山者はいなくて3000m超えるとみなさんしんどそうだった。
9合目の手前が過去一くらいしんどかったが、五合目から3時間で剣が峰3776m登頂!
予想気温7℃体感予想2℃であったが太陽が出て短パンでもOK、9合目過ぎたあたりでアームカバーだけ付けたかも。
日本で一番高い場所に居る事の感動は素晴らしいものがあったし、ましてや今日海から来たのは恐らく自分達だけだろう。
6年前と全く同じ日に富士山登頂していたことも後で判明。
この日は凍えるように寒かったが、今日は短パンでも問題無かった。
折角なのでお鉢も行こうかとカツオクに聞くとOKだった。
空気薄いはずなのに平坦と下りは全く問題なく体が軽かった。
しかしホンの少しの登りでは驚くほど脚が重かった。
あとは下山するだけ。
登ってきたところを降りていく。
下りは軽やかにいけた。
山頂から1時間40分で五合目到着。
走れば多分1時間で行けそう。
カツオクもロードバイクでは苦戦したけど良かった、よかった。
今回のログ
ストラバではロードバイクとトレランmixが出来ないのでログはサイコンで取ったもののみとした。
海抜ゼロから富士山山頂までは休憩・着替え込みで8時間50分くらい。
早いのか遅いのか分からないがとにかく安全に事故無く終了できたのがとても良かった。
そしてゼロ富士は達成感半端なく最高!
50歳超えてもなんとかなる。
ということで最後までご覧頂きましてありがとうございました^^
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