2023年夫婦最大のチャレンジであったUTMF(ウルトラマウントトレイルフジ)165㎞の記録を既に4か月を経過しているけど残しておきたい。これはロードバイクを始めるきっかけと大いに関わっている事もあるので。
手術失敗
振返ると2018年11月、数年のトレランレース出場からポイントを得て抽選の末奇跡的に夫婦でUTMFの出場権を獲得(2017年は抽選落ちであった)。UTMFは3倍前後の倍率があり、7年連続落選している方もいるくらいである。
出場に際して気合入るのも当然、しかしながら49歳と歳を重ね身体のケアもままならず練習をしていたせいで左足首不調に長期悩まされていた。いつも行っていた整形外科医によると「とげ骨」のせいであるとの見解で「手術で8割がた修正され1か月後にはほぼ走れる」との可能性を信じて2020年1月執刀をお願いする。
今見ると血が周りに飛び散らないように新聞の上に足を乗せて手術するというスタイルの街の小さな整形外科だったのかと思い出す。これもロードバイクとの出会いに繋がるのであるけれど。。
実際の所UTMFも迫り最大限良い状態で走りたいとの強い思いから焦ってしまった。年甲斐も無く実力も乏しいのに恥ずかしながら上位を狙っていた。
しかし手術は大失敗により以降走れなくなり自分の気持ちは絶望的であったが、世の中のコロナ旋風によりUTMFはこの年中止となってしまった。
スピンバイク購入
左足首の不調以外は身体は人生の中で絶好調であった。そのレベルを少しでも落とさないように足に負担の少ないスピンバイクをAmazonで2万円以下で導入したのもこの頃。
UTMFのYouTubeを見ながら漕いでいた。この2年後に富士ヒル51歳初出場でシルバー獲れたのもこのスピンバイクのお陰だったりするのは人生偶然ではないのかもしれない。
走れないので歩く
足首は術前より痛く(メスを入れて切っているので当然?)走れないがなんとか歩く事は出来た。
カツオクさんに付き合ってもらい近所の山を少しづつ歩いた。
冬も春も過ぎて初夏になったけどガッツリ走れる感じでもない。
走れなくもないが前より痛みが伴う。
傷口は痛み腫れは引かないままだった。
ロードバイク購入
そんな折、同い年の知人からロードバイクを強く勧められる。
走れないなら自転車でも乗って身体の衰退を少しでも抑え、六甲に登ろうかと思うようになり意を決して購入に至る。
フルカーボンのSPECIALIZEDを2台、シューズやヘルメット諸々70万円弱かかったが、一緒に購入してくれたカツオクさんには感謝しかない。マイナスになった人生であるが、新しい道具で人生を楽しみその成長を記録に残していこうと思いアクションカメラも購入。
ゴープロもいまから思えば全く使い方が分かっていなかった。
しかし映像がとてもキレイでビックリした。
そして折角ならYouTubeもやってみようかという事になった。
人生はじめての事を2つ同時にすることはワクワクするけど苦労もとても多かった。
というのも動画データが重すぎて古いデスクトップPCがウンウン唸って編集が全然進まなかった。
初めは全てが全く上手くいかなかったが、想像を超えるロードバイクの面白さに気付くのに時間は全く掛からなかった。そして一回目の動画から視聴回数が激伸びしてなんだこりゃ状態になってしまった。
~続く~