50歳からロードバイクを始めて6年、最初に揃えて本当によかったもの10選
夫婦でロードバイクを始めたのは50歳の時でした。
最初はロードバイクのことなんて全く分からず、「ロードバイクならこれは必要だろう」という思い込みで買ったものもあります。そして購入直後のビンディング練習では夫婦そろって転倒。その様子をアクションカメラで撮影していて、YouTubeに投稿したことから思いがけずたくさんの方に見て頂けるようになりました。
あれから6年。
六甲山に登ったり、ロングライドに出かけたり、YouTubeを続けたりしながら、夫婦でロードバイクを楽しんできました。今回はそんな私たちが6年間乗ってきた今だからこそ思う「ロードバイクを始めたころに揃えておいてよかったもの10選」を紹介します。
一般的な「初心者が絶対に買うべき10選」ではありません。あくまで私たち夫婦の経験をもとに選んだ10個です。
ビンディングペダル
ロードバイクを購入して、最初から使おうと決めていたのがビンディングペダルです。最初に購入したのはシマノのSPD。「ロードバイクに乗るなら絶対ビンディング!」という、今思えば謎の思い込みがありました(笑)。
ビンディング・シューズ共に幻のSHIMANOもともとしていたスノーボードはSHIMANOビンディングだったこともあり、足を固定することにも抵抗がなくむしろビンディングを使うことこそロードバイクの楽しさのひとつだと思っていました。ところが購入直後、車の少ない場所へ移動して夫婦で練習していたときのこと。本来なら片足をビンディングに装着して走り出し、ある程度スピードが出てからもう片方を装着します。
ところがカツオクは、まだ走り出していない状態で両足を装着。当然バランスを崩して転倒し、近くにいた私も巻き込まれて夫婦そろってコケました(笑)。
納車直後の練習しかも転倒の拍子にカツオクのロードバイクの変速が不調になり、買ったばかりなのに購入店へ逆戻り。そのまま自転車は「入院」となりました。それでもビンディングをやめず、4回目のライドでは淀川を約100kmゆっくり走りながら着脱を練習。徐々に慣れてくると、ペダリングそのものが楽しくなりました。
6年乗った今なら、初心者にはまずロードバイクの基本操作に少し慣れてからビンディングを使うことをおすすめします。買ったその日に夫婦で転倒した私たちが言うので、少しくらい説得力はあるでしょうか(笑)。
SPDシューズ(クリート)
はじめて購入したビンディングシューズはスペシャライズドビンディングペダルと一緒に購入したのがSPDシューズです。SPD-SLではなくSPDを選んだ理由は単純で、お店の店員さんに勧めてもらったから(いや当初はビンディング反対されました)。当時は両者の違いもよく分かっていませんでした。でも結果的に、この選択は私たちの乗り方に合っていました。
SPDはクリートの出っ張りが比較的少なく、ロードバイクを降りてから歩きやすい。途中でお店に入ったり観光したりする私たちには、この歩きやすさがとても便利でした。
6年経った現在はSPDではなくクランクブラザーズを使っていますが、選ぶ基準は変わっていません。クリートを付けていても歩きやすいことです。富士ヒルなどタイムを競うレースではカツオはLOOK KEOクリート、カツオクはSPD-SLを使っていましたが今はクランクブラザーズが中心になりました。
ロードバイクだから必ずSPD-SL、というわけではありません。降りてから歩くことも含めて楽しみたい人なら、SPDのようなタイプも脱着含めて使いやすいと思います。
アクションカメラ
ロードバイクと同じタイミングで買って、本当によかったと思っているのがアクションカメラです。最初に購入したのは「Insta360 X1」と「GoPro8」でした。購入した理由はYouTuberになりたかったからではありません。
50歳から夫婦でロードバイクという新しい趣味を始めて、「自分達の成長記録を動画で残したい」と思ったからです。せっかくなら写真だけでなく、その過程を動画でも残しておきたい。そんな気持ちで購入しました。
GoPro 8そして①で書いた夫婦そろっての転倒もしっかりカメラに残っていました。せっかくなのでYouTubeに投稿してみたところ、最初の動画から思いがけない反響があり、たくさんのアドバイスや、ときにはお叱りのコメントもいただきました。気がつけば登録者数は1,000人を超え、そのまま動画投稿を続けて6年になります。
insta360 X1 固定方法が分からなかったので紐で縛っているもしあのときアクションカメラを買っていなかったら、YouTubeも始めていなかったかもしれません。50歳から新しいことを始めて、失敗したりできることが増えたり、知らなかった場所へ行ったりする。その過程を映像として残せたことだけでも、買ってよかったと思えるアイテムです。
あの頃からのアクションカメラの進化は凄いです。
今メイン機で使っているのが下の二つです。
ヘルメット
ヘルメットはロードバイクと同時に購入しました。私はGIRO、カツオクは当時ロードバイク用品のことがよく分かっておらず、なぜかマウンテンバイク用のヘルメットを購入(笑)。それくらい何も分からない状態からのスタートでした。
あご紐の付け方が変でも、ヘルメットだけは最初から買っておいて本当によかったと思います。最初のビンディング練習でいきなり転倒し、さらにロードバイクを始めて3か月ほど経ったころには、今度は私がライド中に豪快に転倒しました。
そのときは本当に「ヘルメットを被っていてよかった」と思いました。今回紹介する10個の中でも、ヘルメットは楽しむためのアイテムというより安全のための装備。これはロードバイクと一緒に用意しておきたいものだと思います。
初心者で購入するならOGKはお勧め
11-34Tスプロケット
ロードバイクを購入する前から「いつか六甲山に登ってみたい」と思っていました。そんな私たちのロードバイクに最初から付いていたのが11-34Tのスプロケットです。当時はギアのこともよく分かっていなかったので、34Tが付いているありがたさも特に意識していませんでした。
でも実際に走るようになると、特にカツオクは34Tに何度も助けられました。
カツオク号11-34スプロケット私自身は11-28Tや11-30Tでも問題なかったと思いますが、奥さんは34Tがあったことで六甲山にも登れましたし、ロングライドで疲れてきたときにも助けられています。初心者だからといって重いギアで頑張る必要はないと思います。軽いギアを使ってでも登り切れた方が楽しいし、夫婦で走る場合は脚力差をカバーして一緒に行ける場所を増やすことにもつながります。
坂がつらい初心者の方で軽いギアが付いていないなら、11-34Tなどへの交換を検討してみるのもいいと思います。
ボトル&ボトルケージ
ボトルとボトルケージも、ロードバイクを購入するときに一緒に付けてもらいました。理由は非常に単純。「ロードバイクなら付けるものでしょ」くらいの感覚でした(笑)。
ママチャリでは付けないのに、ロードバイクにはボトルが付いている。それだけでなんとなく「ロードバイクらしい」と思ったんです。
このボトルは6年間、今でもメインで使っている私たちは基本的にボトル1本で走っていますが、ロングライドでは水が足りなくなることもあります。最初は見た目から入ったアイテムでしたが、長距離を走るようになれば当然水分補給は欠かせません。今では「ロードバイクっぽいから」ではなく、普通に必要な装備になっています。そして6年間同じスペシャライズドのボトルを使い続けています。
フィッティング
ロードバイクを購入して約2か月後、プロのフィッティングを受けました。きっかけはお尻が痛くなったことと、淀川サイクリングロードを走っていると他のロードバイクにいとも簡単に抜かれてしまったこと。「なんであんなに速いんだろう?」「どんなペダリングをしているんだろう?」と、すごく気になりました。
そこでネットで調べて見つけたのが、スペシャライズドのRetül(リトゥール)フィッティングです。購入店ではなく、神戸市東灘区の「ライドワークス」さんまで受けに行きました。ただし料金は当時約4万円、「フィッティングに4万円か……」
これはものすごく躊躇しました(笑)。
でも実際に受けてみるとIKOMA店長からポジションだけでなく、乗り方やペダリングについてもアドバイスしてもらい、それからロードバイクがさらに楽しくなりました。それまでは初心者なのに自分流で乗っているだけ。もしフィッティングを受けていなかったら、そのまま自己流を続けていたと思います。
受ける前は高いと思った4万円も、終わってからは高いと思いませんでした。私が受けたあとにはカツオクもフィッティングを受けました。パーツのように物が残るわけではありませんが、早い段階でフィッターさんから乗り方を教えてもらったことは、その後の6年間を考えても非常に良かったと思っています。
サイクルジャージ&サイクルパンツ
2020.8?ロードバイクを始めたころ、上は普通のTシャツで走っていました。サイクルパンツはお尻の痛み対策としてお店に勧められ最初から使っていましたが、サイクルジャージについては「別にいらないでしょ」と思っていました。
ところがYouTubeを始めるとコメント欄で多くの方から「サイクルジャージを着た方がいい」と勧められました。そこまで言われるならと夫婦で購入してみると、やっぱり良かった(笑)。
スペシャライズドHPでセール品を購入Tシャツと違って体にフィットするので走っているときに風を受けにくく、個人的にはジャージが風を切ってくれるような感覚がありました。私はピチピチの格好にもそれほど抵抗はありませんでしたがカツオクは少し恥ずかしかったようです(笑)。最初から全部揃える必要はないと思いますが、ロードバイクを続けるならやはり一度専用ウェアを試してみる価値はあると思います。ただ今はミニベロやグラベルをしてより楽に走りたいのでTシャツに戻りつつあるのですが(笑)
サイクルコンピューター
サイクルコンピューターは、夫婦それぞれにGarmin Edge 830を購入しました。2台となると、これがなかなかのお値段です(笑)。Garminを選んだ理由は、ロードバイクを始める以前からランニングウォッチや登山などでGarminのGPS機器を使っていたからです。
走行中にスピードを確認でき、知らない場所ではナビが使える。さらにケイデンスや心拍数・平均速度・獲得標高なども確認できるので、ロードバイクの楽しみ方が一気に広がりました。もちろんGarmin Edge 830の機能を全部使いこなせていたかというと、まったく使いこなせていませんでした。それでも自分たちが必要な機能だけで十分楽しめました。
そして良かったのが、帰宅してからStravaに走行データをアップすること。「今日はこれだけ走った」「これだけ登った」「平均速度はこれくらいだった」と、その日のライドをもう一度振り返ることができます。アクションカメラが自分たちの成長を「映像」で残してくれるものなら、サイコンは「数字」で残してくれるもの。
納車から2週間4回目で105㎞ライド50歳からロードバイクを始めた私たちにとって、走っている最中だけでなく帰ってからも楽しませてくれるアイテムになりました。
今ならこれかな。
バックミラー
最後はバックミラーです。取り付けた理由は、二人で走っているときに後ろを走るカツオクがちゃんとついてきているか確認したかったからです。
「カツオクちゃんといるかな?」そのたびに後ろを振り返るのも大変なので、バックミラーを付けてみました。
最初はそれくらいの理由だったのですが、実際に使うと想像以上に便利でした。カツオクがついてきているか確認できるだけでなく、後方の状況も把握しやすくなります。もちろんミラーだけですべての安全確認ができるわけではなく、必要な場面では目視確認も必要です。
それでも6年間使ってきた今では、完全に手放せないアイテムになりました。ロードバイクにバックミラーは見た目的にちょっと……と思う人もいるかもしれません。でも私達はもう外せなくなってしまいました。
いろいろ使ったけどCATEYEがベストオブベストでした。
まとめ|最初から全部揃えなくてもいい
以上、50歳から夫婦でロードバイクを始めた私たちが、6年間乗ってきた今振り返って「最初に揃えてよかった」と思う10個を紹介しました。こうして振り返ってみると、ロードバイクを始めたころは本当に何も分かっていませんでした。
「ロードバイクならビンディングでしょ」という謎の思い込みから始まり、購入直後に夫婦そろって転倒。その動画をYouTubeに投稿したことから、いろいろな方にアドバイスをいただくようになり、気づけば6年間続いています。六甲山に登ったり、ロングライドをしたり、フィッティングを受けたり。50歳からでも少しずつできることが増え、ロードバイクで行ける場所も増えていきました。
今回紹介した10個を、初心者の方が最初から全部買う必要はありません。まずは安全に必要なものを揃えて、実際に走ってみる。そして「もっとこうしたい」「ここが不便だな」と思ったときに、自分に必要なものを追加していけばいいと思います。ある程度のトライ&エラーは必要かなと思います。
私たちにとって、この10個はその結果として残った「買ってよかったもの」です。そして6年前、成長記録を残そうと思って買ったアクションカメラには、初心者だったころの失敗から現在までが残っています。Insta360・GoPro・その他含めたら10個以上のアクションカメラを購入していますがプライスレスなものです。
50歳から始めたロードバイク、始めた時は遅かったかなと思いましたが意外とそうでもありませんでした。まだまだこれからも夫婦で楽しんでいきたいと思います。
ということで最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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